お盆の時期です

今日は8月15日で終戦記念日です。

毎年の事ですが、今年も戦争関連の番組を数多くやっているようです(見ていませんが・・・)。

歴史家ではないので、戦争までの経緯や当時誰が何をやっていたのかなどは知りませんが、当時のマスコミ(新聞、ラジオ)が戦争をあおり、当時の民衆がこれに呼応する形で戦争突入の”暗黙のコンセンサス”が構築されていったのだろうと言う事は感覚的に解ります。

まさに今のコロナ騒動そのもので、重症化率や致死率から言っても感染症法の5類どころか感染症としての認定からも外してもよいレベルになっているのに、いまだにマスコミは大騒ぎをしていますし、人々もみんなマスクを外そうとはしません。つまり科学的な根拠よりも感覚的なイメージの方を重要視する傾向は以前の戦争の時から同じレベルにあることを証明しているように感じます。

現在日本の感染者数は世界一になっている!とマスコミは騒いでいますが、それは諸外国がPCR検査を行わなくなってきているからであって、いまだに検査、検査と騒いでいるのは日本と中国だけという事実をなぜ報道しないのかと思ってしまいますね。

実はこの問題は我々が企業改革を行う場合にも如実に表れてくる問題です。

事務局でしっかりと調査を重ねて改革プランを作り、それを公表して「この方向で改善しましょう」と言ってもすぐに動いてくれる人はほとんどいないんですね。個人個人に対してどう思うかと聞くと、「よい方法とは思うけど・・みんながやるんだったらやります」という答えが一番多いのが実態です。

個人個人は決して否定せず、どちらかと言うと賛成の傾向が強いのですが、会社や工場としての意思決定になると、積極的に進めようとはならないわけです。

企業の場合はそこに強いトップダウンが入って、強制的にでも進めろという話になるのですが、先ほどのマスクの例でいうと強制力を発揮fできる人はいませんから、いつまでもマスクは続くんじゃないかと心配しています。

これらの例から考えると、色々と健闘することは行うが、「思い切って行動する」ということが出来ないのが日本人の特性なのかなと感じてしまいます。

以前講演を行っていた時に(休憩時間にですが)出世する人としない人の違いを聞かれたことがあります。その人は頭の良い人じゃないとダメなんじゃないかと思っていたようですが、その時の私の答えは「頭の良し悪しではなく、行動力が有るか無いかで決まりますよ」と答えた記憶があります。

要はどんなにいろいろ考えたとしても、行動しなければ何も変わらないと言う事です。そして行動すれば必ず結果が出ますから、その結果を見て次の行動を考えればよいわけです。将棋のプロは数十手先を読めるようですが、変動要素の強いビジネス環境では数手先を読むことも難しいと思います。ですから色々と考えすぎるよりも行動を起こしたほうが良いのです。

ちょっと文章が支離滅裂になってきましたが、大切なのは行動することです。それを忘れずにビジネスを進めて言ってもらえば必ず良いことが起こるでしょう。

ついでに言えば「マスクを外す」と言う行動もしてもらえたならば、コロナ教からの離脱も可能になるんじゃないかと思っています。