オミクロン株

コロナがやっと落ち着いて来て、これでようやく平和な日々が戻ってくるのかなと思ったとたんにオミクロン株です。ほんと嫌になりますね。

マスコミはネタが無いのか、いまだにコロナの感染者数を報道していますから、オミクロン株で感染者数が増えると嬉々として報道しますから困ったもんです。

ただ今回のオミクロン株は、もしかしたらコロナからの憂鬱な日々を大きく変えてくれる存在かもしれません。

日本の報道は相変わらず感染者数しか報道しませんが、海外のニュースサイトやSNS、ブログなどで海外の情報を調べると色々な情報が出てきます。その中でオミクロン株の特性を解説している記事などを見ると、ロイターでは「バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は7日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株について、初期のデータに基づくと、感染力は強いものの、毒性は低い可能性があると述べた」という報道が出ています。まぁこのファウチ氏はかなり怪しい人なんですが、現状ではこう言っていますね。またBBCニュースでは数値根拠は示していないものの、成人の感染者が入院する率は従来より30%以上低いし、オミクロン株は若年層が罹患しやすいと報道しています。他にも似たような話はありますが、日本の日経新聞(探したら出てきた!)が香港大学の発表ではオミクロン株は現在の主流であるデルタ型と比べると、感染力は70倍で異常に強い感染力を誇るものの、いわゆる病原性は10分の1という話を報道しています。それにオミクロン株は上気道では増えるものの、肺では増殖しにくいという事も発表しています(重症化しにくくなる!)。

これらのことから何が言えるのかと言うと、

オミクロン株は普通の風邪に近い。

オミクロン株がやや病原性が高いデルタ株を一気に駆逐している。

という事です。実際にオミクロン株からは一般的な風邪の遺伝子が発見されたという報道もありますから、一般的な風邪に近いものに変異しているのは間違いないようです。

そもそも日本では昔から夏風邪(バカしかかからないというやつですね)の原因はコロナウィルスと言われてきましたし、日本人は過去からコロナの洗礼はずっと受け続けてきているわけですから、日本において重症化しないのはコロナに対する免疫をそれなりに持っているからなんじゃないかと思います。

まあここからは邪推になりますが、最初のコロナは間違いなくどこかで遺伝子操作されたものであろうと思います。病原性が非常に強い分拡散力は低かったのですが、これが徐々に変異を繰り返すうちに弱毒化し(生物学的に考えると操作された部分が徐々に元に戻ろうとする)、それに伴って感染力が強くなってきたと考えるのが自然ではないかと思います(実は私は2年前からこの説を唱えていた!)。

実際に日本において第5波まで確認されていますが、この間の死亡率を比較すると以下のようになります。

致死率=(感染者に占める死亡者の割合/全国)大阪府新型コロナ対策会議資料

第1波=5.4%、第2波=1.0%、第3波=1.8%、第4波=1.9%、第5波=0.2%

このデータをすべてコロナの毒性によるものかどうかが断言できませんが(ワクチンの効果もある?)、確実に弱毒化している様に見えますね。

この第5波はデルタ株ですから、今回のオミクロン株がデルタ株よりのかなり病原性が低いという事になれば。これはもう普通の風邪!で良いんじゃないでしょうか。

そういう意味ではオミクロン株は怖がるんじゃなくて、広がってもらった方が良いんじゃないかと言う見方も出来ますね。

まあ後はマスコミが相変わらずのバカ騒ぎを行うのか、それとも多少冷静になって事実を報道するのかという所ですね。マスコミも今回のコロナでは結構打撃をうけたでしょうから。多少は賢くなっていると思うんですけどね。また政府のコロナ専門家会議(尾身さんが入っているやつ)だったと思いますが、いい加減メンバーの総とっかえをやってもらいたいもんです。何があっても行動宣言や自粛しか言わない人たちですから、聞くだけ無駄なように感じますね。

まあいずれにしても、今回のオミクロン株はコロナを収束させる救世主になるかもしれませんので、じっくりと見守っていきたいと思います(間違ってたらごめんなさい!)。