明けましておめでとう御座います

明けましておめでとう御座います。2022年になりました。

そして今年は寅年です。正しくは壬・寅(みずのえ・とら)という事らしいです。

一般的に干支は十二支だけのイメージで語られることが多いのですが。実は干の部分と支の部分で成り立っている言葉なんですね。干支の干の部分は十干といって、昔の数を数えるときに使った漢字です。いわゆる甲・乙・丙・丁・・・と続くやつでで、癸(みずのと)まで10あります。現代ではほとんど使われることはありませんが、資格試験などでこの十干が残っている場合があります。甲種、乙種、丙種などと言うやつですね。

ちなみに十二支は時間を数える漢字として使っていました。子の刻、丑の刻と言うやつですね。当然ながら12種類あることになります。

そして十干と十二支が組み合わさって干支になるんですね。

そしてこの干支は10と12の最小公倍数である60で一周することになりますから、60歳を還暦(生まれた年の干支に戻る)としてお祝いすることになるんですね。この60年と言うのもやはり何か意味のある数字のようで、欧米でも60周年を祝いの対象としてダイヤモンドを贈る風習もあるようです(Wiki)。

ただ考えると十干と十二支ならば組合せ数としては120になるわけですから、本来還暦は120年後じゃないの?と思って調べてみたら答えは簡単でした。要は十干も十二支も偶数ですから、偶数同士の組み合わせの場合は全ての組み合わせが発生するわけではなく、差分の2ずつずれて行く形になりますから十干が6周回った段階で十二支の5周目の最初に戻るという事になります。まあ分かり易く言うと十干が10の山を持った歯車で、十二支が12の山を持った歯車で一番最初のかみ合わせに戻るのは十干が6周回った時という事です(分かり難いかな)。

まあ新年からあまり意味のないことを書いているわけですが、じゃあ今までは意味のあることを書いていたのかと考えるとそうでもないので、まあこれでも良いんじゃないかと思っています。

昨年末にオミクロン株のことを書きましたが、本当にコロナには収まってほしいと思っています。諸外国と比べて圧倒的に感染者数も死者数も低い日本なのに、諸外国以上に自粛の波(同調圧力が強い!)が押し寄せる国ですから、第6波が来ようものならまた経済が止まってしまいますね。やっとここにきて色々と動き出してきたんですから、何とかこのまま推移してほしいと思っています。

また北京オリンピック後の中国の動きも心配です。いろいろと調べてみると共産党の強権性がより一段と強くなっているようですし、不動産業や教育業、最近はIT系の企業も強力に押さえつけられた結果、失業者が激増しているようです。過去から中国では民衆の不満が爆発し、それに乗ずる形で新勢力が伸長し、王朝交代が発生することを繰り返していますから非常に心配ですね。当然ながら政権側は国民の不満を逸らすために外患を作り出すことになるでしょうから、本当に台湾問題が発生するかもしれません。ロシアのウクライナ侵攻と同時に起こったらアメリカは動けなくなりますから、本当に危険ですね(バイデン政権だし・・)。もうそうなってしまったら経済どころの話ではなくなってしまうんですけどね。

まあ心配しすぎても仕方が無いので、取り敢えず目の前の問題を一個ずつクリアしていけたらなと思っている所です。

今年の干支は壬・寅(みずのえ・とら)でその示す意味は、「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になるということです(陰陽五行説)。冬が厳しいほどっていう部分がコロナに相当するのであれば、今年は良い年になりそうな感じもしますね。

どうか今年もよろしくお願いします。

頑張って行きましょう。