ウクライナ!!

ロシアがウクライナに侵攻しました。

私の予想では東部の州の独立させ、NATO加盟についてウクライナと交渉するだろうと思っていましたが、一気に首都のキエフまで進行するとは思っていませんでした。そういう面では予想が外れてしまいましたね。

ただ侵攻は思ったよりも時間がかかっているようです。ウクライナ軍は制空権を失った時点で敗走すると思っていましたが、しっかりと踏みとどまって交戦しているようです。攻める方のロシア軍も数日で首都を陥落させるつもりだったのでしょうが、かなりの抵抗を受けているようですし、ロシア軍自体の士気の低さもあって思った以上に時間がかかりそうそうです。今後戦闘が長引けばNATOを中心として最新鋭兵器のウクライナへの供与も始まるでしょうから、そうなると本当に泥沼になってしまう危険性もあります。残念ながら「時間がかかる=死傷者数が増える」、という事になりますからウクライナ軍には頑張ってほしいものの早めに決着をつけてほしいという気持ちもありますね。

今回の件で明らかになったのは「周りの国はあてにならない!」という事ですね。特に米国のバイデン大統領はオバマ政権下で副大統領であった時に強硬にウクライナを西側諸国入りを推し進めた張本人なのに、今回の件では早々に米軍は派遣しないと表明したのは致命的ですね。これらの発言がプーチンウクライナ侵攻を決断させたとも言われているので米国の国際的な地位低下は急激に進むんじゃないかと思います。この戦争が長引くようならば秋の中間選挙民主党が大敗することは確実です。下院が共和党主導になり増々決められない政治が激しくなるんじゃないかと思います。

今回のウクライナ戦争は日本にも非常に大きな影響を与えるんじゃないかと思います。憲法9条信者が色々と騒いでいますが、自国は自国で守るしかない。中国が攻めてきた時にアメリカが守ってくれるとは限らない。という論調が増え敵基地攻撃能力の議論、核保有の議論が急激に進むでしょうし、憲法改正もリアルに考えていくようになるでしょう。

今回のウクライナ戦争は早急に終わってほしいと思いますが、今回の件が日本の置かれている環境が非常に厳しい状況にあるという事も顕在化させてくれたのは事実です。敵に攻撃しようと思わせない様な軍備を今後整備していく必要があるんじゃないかと思います。

今回の件で混沌の時代の幕が上がったと言えるんじゃないかと思います。