2023年になりました

明けまして、おめでとうございます。

旧年中は色々とお世話になり、誠にありがとうございました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

昨年までは改善活動の事を何か書かなければいけないなと思って手法などの説明を行ってきましたが、たぶん面白い話にはならなかったと思うので、今年からは気ままに思いついたことを書こうと思っています。

昨年は本当に驚くようなことが立て続けに起こった年でした。たぶん数十年後には歴史的な年として教科書に載るんじゃないかと思います。

すごく多くのニュースがあった中で特に大きかったものを3つ選ぶとすると、ウクライナ戦争、安倍元首相の暗殺、歴史的な円安、だと思います。

ウクライナ戦争については一方的にロシアが悪いというのが日本のマスコミの論調ですが、色々と海外のサイトなどを見ていると必ずしもそうではない記事があるのも事実ですね。

私もいろいろと調べましたが、意見を書くのはやめておきます(炎上しそう)。大切なのは、物事は出来るだけ多面的に、時系列も含めて3次元的にみることだと思います(改善活動においても同じです)。ただどんな理由があっても苦しむのは一般庶民であることは間違いありませんから、とにかく早く終結してほしいと思っています。

安倍元首相の暗殺に関しては異常なことばかりが起こっています。当時の警備体制の異様さや治療した医師団と奈良県警の死因の食い違い、すべてを覆い隠すような異常な統一教会報道、そもそもあんな手製銃に殺傷能力があるのか?、あの銃の構造上弾丸は拡散するはずなのに安倍元首相以外に誰にもあたっていないなど、不可思議に感じることが数多くありますね。何か大きな別の力が働いてるんじゃないかと危惧するレベルです。いずれにしろ公判が始まって真実が明らかになっていく事を期待しています。

最後の円安については、実はそれほど驚いていません。以前から円は高すぎる(100円/ドルの時)と思っていましたし、実力的には130円~140円位じゃないかと思っていました(さすがに150円は行き過ぎだと思いましたが)。

ここ25年程、日本のGDP伸び率は先進国最低レベルであるのは多くの人が知っていると思いますが、他国との差が広がるばかりなのに円だけがずっと強いままでいるのはかなり違和感があったわけです。

実際に1995年に1ドル100円位になって以降、現在まで100円前後が続いてきましたが(民主党政権時は別)、その間にアメリカのGDPは3倍になっています。それに対して日本のGDPはずっと横ばいですから、為替レートが30年近く同じと言うのは異常な話なのです。

まあ為替はGDPだけで決まるわけではありませんから確定的なことは言えませんが、実質的には円高状態が続いてきたのがやっと是正されたという感じではないでしょうか。

私は、この円安によってやっと日本は復活するのではないかと思っています。急激な変化ですから色々な所に軋みは出るかもしれませんが、長い目で見れば必ずプラスに働くはずです。今までのデフレ基調からインフレ基調の転換こそが日本経済復活の狼煙になるんじゃないでしょうか。

ただ製造業においては原材料費の高騰、人員不足、技能実習生の帰国など頭が痛いことが多いと思いますが、こういう時だからこそ抜本的な生産性向上の実施、積極的な設備投資、DX化の推進を進めて行けるんじゃないかと思います。

2023年、製造業の大きな変革の年になることを期待したいと思います。